ユニット名がModestine（モデスティーネ）

２人が出会うきっかけとなったのは、イタリアの作曲家ジョアキーノ・ロッシーニ所縁の地のペーザロで毎年開催される《アカデミア・ロッシニアーナ》の参加者に選ばれたことでした。

楠野麻衣さんが2013年、丸尾有香さんが2014年に日本オペラ振興会（藤原歌劇団）からの推薦を受けてアカデミアに参加し、同地で開催される《ロッシーニ音楽祭》の若者公演、オペラ《ランスへの旅》に出演した際に、２人が与えられた役が＜モデスティーナ＞という名前の女の子でした。

そしてその後、楠野麻衣さんは2015年に、丸尾有香さんは2019年に藤原歌劇団「ランスへの旅」で、モデスティーナ役を務めました。

2人のオペラ人生の要となる経験から、イタリア語で《モデスティーナたち》を意味する《Modestine（モデスティーネ）》という名前で活動を始めることになりました。